CONSEのミント

「ミント」と聞いて皆さんは何を想像しますか?

チョコミント?ハミガキ?ガム?

その味、実はミント味ではなくミントから抽出した「メントール味」ではありませんか?

ミントといっても実は種類がかなり多く、細かく分けると数千種類を超えると言われており、世界中に分布しています。

その中には、ミントの代名詞でもあるメントールがあまり含まれていない品種も少なくありません。

また、ミントにはメントールの他にも様々な成分があり、その成分の違いや割合で香りが多種多様にあります。

 

CONSE FARMでも、一般的に使われるペパーミント・スペアミントの他にキューバのイエルバ・ブエナや、ちょっと変わったオーデコロンミントなど、13種類のミントを栽培しています。

 

例えば、同じモヒートでも使っているミントやミントのブレンドによって、そのお店の個性が出せるのです!


★CONSEのミントご購入は、オンラインショップ で販売しております。


CONSEで栽培しているミント

※レーダーチャートの指標は、CONSE代表赤石英二の独断と偏見です。あくまで目安としてご覧ください。

※写真はその品種の写真ですが、天候や太陽の角度などで本来の色味でない場合があります。素人写真なのでご容赦ください(笑)


●「飲むミント」ペパーミント

食べるミントのスペアに対して、「飲むミント」のペパーミント。

メントールが含まれていて、ミントと言われて想像する味の多くは、このペパーミントであることが多いでしょう。

 

☆見た目の特徴:尖った葉、葉脈は黒っぽい、葉裏・茎が紫になりやすい、全体的に黒みがかった緑

☆香りの特徴:強めのメントール(スースー成分)、甘い香り



●「甘くてクール!」クールミント

ペパーミントに香りは似ていますが、よりメントールが強く、スースーが強いです。

香りはメントールと同じく清涼感の中に甘さがあり、暑い夏にピッタリです!

 

☆見た目の特徴:尖った葉、葉脈は黒っぽい、葉裏・茎が紫になりやすい、全体的に黒みがかった緑、ペパーミントに酷似

☆香りの特徴:ペパーミントよりも強めのメントール(スースー成分)、甘い香り



●「究極のメントール」ホクト

 日本で品種改良して作った日本を代表する品種「ホクト」

ハッカ油の主成分ハッカ脳を抽出するために品種改良されたもので、メントールはものすごく強く、触った手で目をこすると大号泣です。

 

☆見た目の特徴:育つと比較的大きくなる、寒さに強く春先の新芽出しが早い、葉脈が白くなりやすい、全体的に明るめの緑

☆香りの特徴:ものすごいスースーする、甘いいわゆるハッカの香り



●「食べるミント」スペアミント

 日本で一番親しまれているミントはおそらくスペアミントでしょう。

実はミントと言ってもこのスペアミントはメントールを含みません。

 なので、生食でケーキなどの飾りに使われたり「食べるミント」と言われたりします。

 

☆見た目の特徴:比較的丸みがかった葉、葉脈が深くはっきりしている、比較的濃いめの緑

☆香りの特徴:スースーしないが清涼感はある、スキっとした香り



●「本場のモヒートはコレ」イエルバ・ブエナ

 最近、ミントを使ったお酒「モヒート」が好きな方が増えてきましたね。

そのモヒートの発祥、キューバの品種のイエルバ・ブエナです。

 

☆見た目の特徴:比較的小さめの葉、葉脈が深いが少な目、比較的濃いめの緑、時期によって葉のふちが黄色くなる、赤い茎

☆香りの特徴:スースーしないが清涼感はある、野草感がありワイルドな香り 



●「CONSEのミント!?」野生ミント

代表の師匠が青森県の山から採取したミント。

メントールが強いいわゆる和種ハッカとは違い、スースーしません。むしろイエルバ・ブエナのようなワイルドな香りが特徴です。

 

☆見た目の特徴:比較的小さめの葉、葉脈が深いが少な目、比較的濃いめの緑、時期によって葉のふちが黄色くなる、赤く細い茎

☆香りの特徴:スースーしないが清涼感はある、野草感がありワイルドな香り 



●「あま~い香り」アップルミント

 メントールを含まない品種のミントです。

SNSなどで、「庭に植えたら増え過ぎて困っている」なんてのは大抵アップルミントです。

その産毛で空気中の水分をキャッチできるので乾燥に強く、多湿の日本では雑草をも駆逐するまさに独擅場です。

 

☆見た目の特徴:丸い葉が特徴(和名がマルバハッカ)、葉脈がかなり多い、産毛が生えている、比較的明るめの緑、ふわふわ、茎は緑

☆香りの特徴:まったくスースーしない、リンゴというか青リンゴの皮のような香り、プランターや家庭菜園少し青臭さがでる時がある



●「すっきりした柑橘」レモンミント

名前のとおり、レモンのような香りがするミント。

アップルミントと同じように産毛があり、生命力・繁殖力も強いです。

 

☆見た目の特徴:縁のギザギザがはっきりしている、葉脈少な目ではっきり、産毛が生えている、薄い緑色、ふわふわ、赤い茎

☆香りの特徴:まったくスースーしない、お菓子のレモンのような甘い香り



●「まるでお菓子」ストロベリーミント

名前のとおり、イチゴのような香りがするミント。

ミントの中でも非常に小さく、弱ってきて香りが広がると虫が集まるくらい甘い香りが広がります。

 

☆見た目の特徴:非常に小さい(小指の爪くらい)、葉脈少な目ではっきり、比較的薄めの緑色

☆香りの特徴:まったくスースーしない、お菓子のイチゴのような甘い香り



●「ヨーグルトにピッタリ」バナナミント

名前のとおり、バナナのような香りがするミント。

完熟というより、まだ青臭さが残る青い状態の時のバナナの香りです。

 

☆見た目の特徴:レモンミントに近い、葉脈少な目ではっきり、産毛が生えている、明るい緑色、茎も緑

☆香りの特徴:まったくスースーしない、まだ青いバナナのような甘い香り



●「柑橘×スパイシー」オレンジミント

 オレンジのような香りとスパイシーな香りが混ざったような香りが特徴のミント
少し尖っていて大人な香りです。

 

☆見た目の特徴:丸い葉、葉のふちが赤っぽくなりやすい、比較的明るめの緑

☆香りの特徴:まったくスースーしない、スパイシーなオレンジのような香り



●「これがミント!?」オーデコロンミント

見た目はペパーミントの様ですが少しこすると、名前の通りオーデコロンのような香りが辺り一面に広がります。
紅茶や麦茶などほかのお茶との相性も◎

 

☆見た目の特徴:比較的大きくなりやすい、葉のふちが黒くなりやすい、比較的濃いめの緑 

☆香りの特徴:まったくスースーしない、名前のとおりフレグランスなコロンのような香り



●「葉っぱなのに花の香り」ラベンダーミント

 名前のとおりスパイシーなラベンダーの香りがするミント
紅茶はもちろん、焼き菓子やポプリにもおすすめです。

 

☆見た目の特徴:比較的長めで大きくなりやすい、比較的明るめの緑、茎は赤くなる

 ☆香りの特徴:まったくスースーしない、名前のとおりラベンダーのような香り



●「毒草!?」ペニーロイヤルミント

メントールレベル??

 

ミントの中でも珍しい匍匐性のミントで、プレゴンという毒性の成分を含んでいるため決して食べたり飲んではいけません!

 

ですが、アリやノミ・カメムシなど害虫に対する防虫効果があり、窓際にプランターなどで育てると家に虫が入ってこなくなると言われています。

 

他のミントと一緒に植えると交雑し、毒性のあるミントが芽吹く場合もあるので、種にならないようにするなど注意が必要です。



ミントの楽しみ方

●定番のミントティー

 

ミントの代名詞ともいえる主成分のメントールは、冷却作用による鼻が詰まったときに利用されますが、ミントは他にも鎮痛作用によるリラックスや、胃腸の機能調整、防腐・殺菌など、様々効果があると言われています。

 

そんなミントを手軽に楽しむ一番はやはりミントティーでしょう!

暑い季節の冷えた内臓にも、一日一回寝る前などは温めのハーブティーがおすすめです♪

 

★作り方

 ティーポットなどにミント(フレッシュでもドライでも)を入れ、沸騰した熱湯を注ぐ

 数分煮だしたら、茶葉を取り出してから香りと一緒に楽しんでください♪

 

★おススメのミント:どれでも!

ミントの種類やブレンドによって味が全然違うのでお好みのミントでお楽しみください♪


●おススメはやはりモヒート!

 

 ミントといえばやはりモヒートでしょう♪

 お酒の代わりにサイダーなどでもおススメです!

 

★作り方

1.タンブラーなどのグラスにお好きなミントと

  お好みで砂糖やはちみつなどを少し入れる

2.1を擦りこぎ棒やバースプーンでつぶす

3.ラム酒と炭酸水とライムを絞って氷を入れたら完成♪

 

★おススメのミント:スペアミント、イエルバ・ブエナ、野生ミント

 ミントのブレンドで個性が出るので、お好みの味を探すのも楽しいです♪

 


●手軽に麦茶と一緒に♪

 

 手軽なのは、摘んできたミントやドライミントを麦茶と一緒に冷蔵庫で水出し♪

 

★作り方

1.麦茶ポットなどに水を入れ、麦茶とミントを入れる

2.冷蔵庫で数時間水出ししたら完成!

 

★おススメのミント:ホクト、アップルミント

 

ミントの量は、フレッシュなら多め、ドライなら麦茶の1/3量を目安に。

CONSEのドライミントなら1包でも十分風味が付きます♪


●安いお肉でも大丈夫!臭みけしに!

 

 ミントは、お肉やお魚の臭み消しにも利用されます♪

 ミントと他のハーブを一緒に揉みこめば風味付けにも◎

 

★使い方

 唐揚げや、ステーキ、焼き魚などを焼く前にミントの葉を刻んでも見込むだけです♪

 その後はいつものように調理してください。

 

★おススメのミント:スペアミント、アップルミント、イエルバ・ブエナ、野生ミント


●メントールが少ない品種ならサラダにも!

 

 メントールが少ないアップルミントなどは、ミントサラダがおススメです♪

 

★作り方

 お好みの葉物野菜などとミントを混ぜるだけ!

 オリーブオイルに塩だけ、など、あえて味の強くないドレッシングがおススメです。

 

★おススメのミント:アップルミント、スペアミント、イエルバ・ブエナ、野生ミント


●油料理なのに爽やかミント天ぷら

 

 実はミントは天ぷらにしても美味しいです♪

 

★作り方

 大きめの葉を水洗いして、傷つけないように水分をふき取ります。

 小麦粉と水を同量混ぜた衣をつけて、熱した油へ

 基本は生でも食べれるものですので、10~20秒ほどでサッとひとくぐりしたら完成♪

 

★おススメのミント:アップルミント、スペアミント、イエルバブエナ

 


●焼き菓子などのお菓子作りに

 

 香り系のミントは焼き菓子にも♪

 

★作り方

 お菓子作りの際に、記事に刻んだミントを練りこみます

 

★おススメのミント:レモンミント、ストロベリーミント、バナナミント、オレンジミント

 

その他、型にとらわれず色々な方法でミントを楽しんでください♪